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2006/03/23

映画「SPIRIT」に魂はあるのか?

ジェット・リーの新作、「SPIRIT」を見てきた。
ハリウッドに進出して以来、本人が勘違いしたのか周りが勘違いしたのかは知らないが、イマイチ彼の魅力を表現しきれない作品が続いていた。実は私も勘違いしていた一人で、「マトリックス」を見たときに「もっとカンフーできる奴にやらせりゃいいのに。これジェット・リーとかがやってたらもっと凄い映画になってたよ」とか賢しげに語っていたものだが、「ロミオ・マスト・ダイ」を見てそれは間違いだと気づいて心の中で土下座した覚えがある。要するにキアヌ・リーブスとジェット・リーでは似合う舞台が全然違うというごく当たり前の事に気づかなかった自らの不明である。ジェット・リーにはジェット・リーの世界があり、それはハリウッドのオサレでスノッブな世界とは基本的に相性が悪いということだ。

さて、この「SPIRIT」。霍元甲という実在の武術家を主人公にしたフィクションである。水戸黄門や遠山の金さんの類だと思えばいいだろう。とにかくアクションシーンが出色の出来。セットや視覚効果といったギミックをほとんど使わず、ただひたすらにアクション自体のすごさで魅せる、ジェット・リーの真骨頂といえる作りになっている。

ストーリーも直球勝負。とはいっても、カンフー映画って、話は基本的に3つしかないのだ。
1.敵討ち
2.最強決定戦
3.秘宝・秘術の探索
長い話でもこの組み合わせである。逆に言えば、小難しいストーリーではせっかくのカンフーアクションが冴えないということでもある。現にこの作品、直球勝負のストーリーであるが故に面白い。先に私はこの作品を水戸黄門や遠山の金さんのようなものといったが、こういった作品は単純明快な方がいいのだ。

久々にカンフー映画らしいカンフー映画を見た思いだった。

・・・エンドロールが始まるまでは。

今から劇場に身に行く方には、本編が終わったらエンドロールを見ずにすぐ帰ることをオススメする。
だって、なんかヘンなねーちゃんの声でわけのわからん日本語の歌が流れるんだもの。

もうね、ものの見事に全部台無し。

やらかしちゃったなーって感じで。
商魂たくましいのは結構だが、よそでやってくれよそで>レコード会社

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2006/03/21

WBC制覇

勝っちゃったよ。
野球のプロが全面的に参加する世界大会は今回が初めてで、正直ナショナルチームと言われても感情移入しにくかったというのはある。こればっかりは大会が回を重ねないと解決しないだろうね。あと、王さんが監督ってのはどーなんだというのはあったな。なんせパ・リーグで2年続けてレギュラーシーズン1位でプレーオフに負けたチームの監督だもの。こういう大会の監督としては一番不向きな人選じゃないのかと思ったものだ。それで勝つんだからわからんもんだなぁ。

さて。
王貞治が世界に誇る日本野球界の至宝であり、偉大なホームランアーティストであり優秀な指導者であることは私にもまったく異存はなく、然るべき敬意を払うにいささかたりともやぶさかではない。しかし、しかしだ。

阪神ファン一筋の私にとって王さんといえば「偉大なる敵手」なのである。
現役時代には宿敵巨人の4番で、つい数年前には日本シリーズで苦汁を飲まされたホークスの監督である。
ジャンプ漫画じゃあるまいし、いきなり昨日までの宿敵が仲間になられても正直困るってばよ(笑)

改めて説明するまでもないが、王さんはもともとピッチャーとして頭角を現した人で、プロに入って野手に転向してからは一本足打法で一世を風靡し、長島さんとともにV9時代の巨人の主役として活躍したスーパースターである。V9時代の巨人は、川上監督と牧野コーチがドジャースが弱者の戦法として編み出した組織野球、通称「ドジャース戦法」を取り入れたことが最強チームとして君臨できた大きな要因だった。
王さんはダイエー(ソフトバンク)ホークスの監督となってからは一貫してデイフェンス力、特に投手力を重視したチーム作りを行っているが、それは王さんのこうした野球人生が背景にある。今回チームの特色として打ち出した「スモールベースボール」にしても、V9時代のドジャース戦法の焼き直しと言って差し支えない。

まあなんだ。
これは要するにぶっちゃけて言えば

小技でセコく勝ちに行く ってことなんだけどねw
バントなら多村より巧い選手はなんぼでもいるってことだ。

一発勝負のこういう大会ではそれでいいのかもしれないけれども、ペナントレースでこれをやられると単につまらんだけだったりする。「勝つ野球」と「魅せる野球」はしっかり区別して楽しみたいものだ。

つーか、今年のホークスはプレーオフ強いかもなぁ。

待ち遠しい開幕は今週末である。

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2006/03/16

バクチの負けは「被害」なのか?

ライブドア被害者の会
バクチに負けたから金返せって恥ずかしくないのかね。そんな連中にバクチを打つ資格はない。今後一切株には手を出さずに残った小金でおとなしく暮らしなさい。
こんなことがまかり通るなら「ディープインパクト被害者の会」とか「海物語被害者の会」とかなんでもアリやん。

とはいうものの、実はこの話で一番怒られなきゃいかんのは東京証券取引所(東証)である。
いわゆる「ライブドア・ショック」でシステムが落ちたなんてのは論外だ。天災などの不可抗力でもなく、客の側にもまったく責任のない事情が原因で開けると言っていた鉄火場が開けられなかったのだから、こちらもこちらで胴元としての資格はない。
そもそもライブドア社の時間外取引を「市場の枠内」と言って許容したのは東証である。今に至るライブドア事件の原因はここにあると言ってもいい。(これがなければライブドアはニッポン放送の株式を取得できたかどうか怪しいので、ここまでの大事件になっていなかった可能性が高い)
しかも現在ではライブドア株は一日一時間のみの取り引きと制限されているという。胴元の都合でいきなりルールの変わるバクチに誰が金を出せるというのか。
東証の偉いさんが「ライブドアの粉飾決算は悪質だ」と偉そうに会見していたが、アンタもたいがい悪質やでと言いたい。

「株式はギャンブルではなくて投資だ」としたり顔で説く輩がいるが、「投資」であればこれと見込んだ事業なり企業なりに金をだしているのだからその権利を短期間のうちに売買する必要はない。
デイトレーディングを筆頭とする短期間での株式の売買は明らかに「投機=ギャンブル」である。
投資家の皆さんには是非ともバクチ打ちとしての矜持を持っていただき、情けないことを言わないようにしてもらいたいものである。

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2006/03/07

君の名は

まだまだブームさめやらぬフィギュアの話。
荒川静香選手はトリノを制しフィギュアスケート界の頂点に立った。いわばフィギュア界のドンとして君臨したわけである。これからは敬意を込めて

ドン荒川

と呼ぶことにしてはどうか(笑)

そんなプロレスネタはさておき、荒川選手の代名詞として一躍有名になったイナバウアーという例の技、実はあれは足の使い方を指す技で上体が反る必要はないのだとか。というよりもあれだけ上体を反らしてイナバウアーができるのは荒川選手だけらしく、あれは新たな技として認知するべきだという声もあるらしい。
フィギュアスケートは「指一本角度が違えば冬木スペシャル」のプロレスとは違って、新しい技はスケート連盟か何かの認可がいるそうだが、いいじゃないか、技はたくさんあったほうが楽しいんだし。

で、技名の候補として「アラカワ・イナバウアー」とか「アラバウワー」とかが挙がっているらしいのだが、やっていることを見る限りあれは

ハンブラビ

と呼ぶべきなんじゃないかと思う(おい)
さらに反って股の間から顔を出せたらキングアラジンってことでw

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2006/03/01

オリンピックとかいろいろ

トリノ五輪
トリノ五輪も終わったなぁ。
今回改めてわかったことは、メダルが欲しくてたまらないのは選手じゃなくてマスコミだということかな。取れる取れるとはやし立てて取れなかったのに誰も謝らない、というのはアテネの時にもあったことだが、彼らマスコミには本当に反省するとか教訓を生かすとかいう概念が欠如しているとしか言いようがない。誰かまともな奴ぁいないのかねぇ。

それにしてもフィギュアスケート、遠目に見ると美しく優雅だが、選手の顔がアップになるとそこは勝負事、どの選手も目に強い闘志が宿っていて「戦士の目」なんだよなぁ。夏だとシンクロとかがそうなんだけど、あれはやっぱり競技というか、戦いなんだなぁと。

WBC
次のスポーツイベントといえば野球のWBCか。アテネでオールプロが行って負けたということもあり、負けられない大会ではある。サッカーのワールドカップみたいに大会の価値をどの選手も共有できるようになるには時間がかかるだろうが、メジャーリーグの決勝戦が「ワールドシリーズ」と名乗る傲慢を抑えて世界に野球を広めるためにはこういったワールドカップ的な大会の存在が不可欠だと思う。
今回はイチローが入ったことで日本代表が格段に強くなったという印象がある。私はイチローは好きな選手かと言われれば好きじゃないのだが(苦笑)素晴らしい選手であると認めるにやぶさかではない。

ボウケンジャー
狙ってやっているのかたまたまそうなのかはわからないが、随分と昔風な戦隊やなぁ。
なんか毎週のように敵の組織が壊滅しているのである意味最強の戦隊と言えるかも。
しかし合体シーンを見る限りダイボウケンの足って下から見たら 凹凹 こんな形だと思うんだがどうなってるんだろう?教えて偉い人。

カブト
いや、それなりには面白いんだけど。
だんだん天道が普通のにーちゃんに成り下がって行ってる。

このままじゃつまんないぞ。
来週はザビー登場か・・・

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